top of page
takayamahasami

長崎県で波佐見焼の裏側を覗けるイベントがあるよ(日本の焼き物を作る職人見学)

更新日:1月31日

こんにちは。

長崎県にある波佐見焼の窯元、高山です。

久しぶの投稿になりました。


 

本日はイベントの告です。以下チラシとなります。


波佐見焼の舞台裏
チラシ表面
波佐見焼の裏側
チラシ裏面












さて、どんなイベントなのでしょうか。

早速イベントに倣って、チラシを覗いてみましょう。


タイトルは『波佐見焼の舞台裏』

波佐見焼が出来るまでの裏側を覗いてみませんか、ですって。


これは気になるワードですね。

で、何するん?って事なんですけど。


波佐見焼の舞台裏を支える職人さんや工房を見て回る

そこでゲットしたデザインシートを持ち帰った後

オリジナルの波佐見焼を作る事が出来る!


えー面白そう!。

私も波佐見焼の仕事に携わらなかったら見る事が出来なかった、職人さんたちのコアな部分。本来なら、一般人はなかなか見られない場所ですね。


波佐見焼って分業制なんです。

作家さんや、多くの窯元さんは生地から仕上げまで全部の工程を行うそうです(←私は波佐見焼から焼き物の世界に入ったので、「だ、そうです」という未知の領域を表現する感じになってしまう)


分業制ってどういう事かというと、商品開発に携わってみて初めて分かってきました。


例えば、こんな商品作りたいなーと思ったら

①型屋さん「こんな商品作ってみたいのですが、型の相談に来ました」

②生地屋さん「型出来たので、成型お願いします」

③素焼き屋さん「形が出来たので焼いてもらえます?」

④下絵付け「こんなデザインで書いてもいたいな」

⑤釉薬かけ「釉薬かけてー」

⑥本焼成「仕上げで焼いてー」




波佐見焼の裏側

波佐見焼の裏側

波佐見焼の裏側

波佐見焼の裏側


とまぁ、それぞれにプロが居てそこへお願いしていく感じなんです。

※弊社の場合、④以降の工程は全て行っております。


なぜ分業制になったかというと、大量生産の効率化が元となっているんですね。

(しばらく波佐見焼のお勉強ページが更新されてないので、今度書いてみよう)


脱線しましたが。

高山が先日始めた工場見学。そこだけでは実はディープな波佐見焼の世界は見る事が出来ていないという事になりますね。

普段から「見学OK」という工房もございますが、少ない人数で狭い工房、飛び込みの見学者を受け入れるのは難しいですね。


そこで今回の様なイベントが開催される事となりました。




シールラリーも同時に行われます。

最後に高山でオリジナルのウツワを作ってくださいね。




波佐見を知ってもらう良い機会となります。

奮ってご参加いただけると幸いです。


 

【イベント詳細】

開催日時:2月3日(土)10:00~17:00

集合・受付:株式会社高山

参加費:一般 1万円 学生子供 千円

参加申し込みはこちらから






 

以上広報から大嶋でした!


▼instagramでも情報を発信しています▼




閲覧数:221回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page